こんにちはYuiです。
このブログでは、スノーボードに役立つ情報を発信しています。
スキー場に向かう途中の路面は、積雪や凍結による車のトラブルや事故が多くなります。
普段車の運転に慣れている方でも、雪道の運転は、路面状況によっては不安になったり、細心の注意を払いながら運転している方が多いかと思います。また、運転を普段からされない方は、特に雪道の運転は不安でいっぱいかと思います。
そこで今回は、「知っておくべき雪道運転の注意したいこと」について解説します。
雪道運転のコツと注意点を覚えておくことで、未然に事故やトラブルを防止できる可能性があります。雪道の運転の対策をしっかり行い、事故やトラブル無く安全に運転でスキー場に向かいましょう。
なんで雪道が危ない?
一般的に雪が積もった路面の摩擦係数は乾燥した路面の3分の1程度で、凍結した路面では10分の1程度まで低下すると言われています。
そのため、雪道は乾燥した路面や濡れている路面よりも、タイヤの摩擦やグリップ力が低下するので
スリップしたり、ブレーキを踏んでから止まるまでの距離が長くなるといったことによるトラブルや事故に繋がることがあり危険です。
雪道運転で注意したいこと
スタッドレスタイヤで走行する
これはみなさん意識されているかと思いますが、スタッドレスタイヤを装着の上、スキー場に向かいましょう。
注意点は購入してからかなり年数の経っているスタッドレスタイヤは要注意です。残り溝が50%以上ないと性能の確保が難しくなる(滑りやすい)と言われているので、タイヤをチェックしてみてください。
追い越しや車線変更はなるべくしない
雪道では道路での追い越しや車線変更は、あまり行わないほうがいいです。
追い越しをする時は、車のスピードを上げて追い越しするため、通常の道路のようにアクセルを踏み込んでしまってスリップをする可能性が考えられます。
また、車線変更する時も、ハンドルを切ったり、車が通っていない雪の上(新雪)を走行したりするので、スリップしたりハンドル操作が上手くできない可能性があるので車線変更もやめておくのが無難です。
たまにスキー場に向かう時に、除雪車が走っています。除雪車は除雪作業をしてくれているため、低速で走っているのですが、除雪車を追い越す車をよく見ます。
除雪車を抜かすタイミングもリスクがありますし、何より除雪されていない路面を走行するのもリスクがあるので、除雪車の後ろについて安全にスキー場まで向かうのが良いと思います。
急ブレーキ、急ハンドル、急発進をしない
雪道や凍結した路面では、タイヤのグリップ力がかなり低下します。そのため、急ブレーキ、急ハンドル、急発進などの操作は、スリップやハンドル操作ができないなどの原因となり、事故につながるため行わないようにしましょう。
雪道では、いつも以上に丁寧な運転を心がけましょう。
車間距離を十分にとる
雪道では、車間距離を十分にとることがとても重要です。
タイヤと路面のグリップ力が低下しており、路面が滑りやすいのでブレーキを踏んでから止まるまでの距離(制動距離)が長くなります。
そのため、車間距離を十分に確保していないと、追突事故や、予期せぬ事態への対応ができないので注意しましょう。
轍の上を走る
轍(わだち)とは、通った車が道に残したタイヤの跡のことです。
この轍の上を走行することで比較的安全に運転することができます。
轍の上は、雪や氷が融けていることが多く、スリップなどのリスクが低くなります。
橋の上とトンネルの出入り口は気をつける
この二つの場所は凍結している可能性が高い危険な場所なので減速して気をつけて走行しましょう。
橋は下に地面がなく、温度が低くなり凍結しやすくなり、トンネルの出入り口は日陰になりやすく、風も吹きやすいので凍結しやすい場所となっています。
まとめ
今回は、知っておくべき雪道運転の注意したいことについて解説しました。雪道は多くの危険が潜んでいます。特に運転に不慣れな方はは、急ブレーキなどをしてしまいがちですが、雪道では事故に繋がる危険な行為なので必ず避けましょう。
また、冬場のタイヤは、必ずスタッドレスタイヤを装着させましょう。スタッドレスタイヤを装着させるだけで、雪道での車の安定感が増し安心して走行できます。今回紹介した雪道運転の注意点を覚えておき、雪道を安全運転で乗り切りましょう!
今後もスノーボードにお役立ちの情報をどんどん発信していきます!
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